Mike Faist
1992年1月04日 生まれ
「ウエスト・サイド・ストーリー」(2021年)「The Bikeriders」(原題)(2023年)「チャレンジャーズ」(2024年)
「君の名前で僕を呼んで」「ボーンズ アンド オール」とヒネりの利いた愛の形を描いてきたルカ・グァダニーノ監督。今作はスポーツ映画にして三角関係のラブストーリーというくせ球である。 米国のテニス地方トーナメント決勝で、貧乏プロのパトリック(ジョシュ・オコナー)とスランプ中の一流選手アート(マイク・フェイスト)が対戦する。選手としては天と地の2人だが、アートの妻でコーチのタシ(ゼンデイヤ)を巡って愛憎が渦巻いている。決勝戦に重ね、3人の10年以上に及ぶ因縁を明らかにしていく。 高校テニス界の花形選手タシと、英才教育を受けて敵なしのアートとパトリックが、ある大会で出会う。タシが思わせぶりなそぶり...
2024.6.07
1965〜1973 年にかけてシカゴのバイクライダーの⽇常を描写したアメリカの写真家ダニー・ライアンのソーシャル・ドキュメンタリー「The Bikeriders」にインスパイアされた本作。「マッドマックス 怒りのデスロード」(2015年)や「ヴェノム」(18年)のトム・ハーディと、「エルヴィス」(22年)や「デューン 砂の惑星 PART2」(24年)などのオースティン・バトラーが初共演。「テイク・シェルター」(11年)や「ラビング 愛という名前のふたり」(16年)のジェフ・ニコルズが監督・脚本を務める。 1965年のシカゴ。キャシー(ジョディ・カマー)が、出会いから5 週間で結婚を決めた男は...
ティモシー・シャラメ主演「君の名前で僕を呼んで」(2018年)でアカデミー賞脚色賞にノミネートされ、〝人喰い〟の若者たちの恋を描いた「ボーンズ アンド オール」(23年)でべネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞したルカ・グァダニーノ監督作。2人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女の虜になった親友同士の2人の男子テニスプレイヤーとの10年以上に渡る愛の物語。 タシ・ダンカン(ゼンデイヤ)は、人気と実力を兼ね備えたテニスプレーヤーだったが、試合中の大怪我で、突如、選手生命を断たれてしまう。選手としての未来を失ったタシだったが、新たな生きがいを見出す。それは、彼女に惹かれ、虜となった親友同士...