STAR CHANNEL Inc.
配給https://www.star-ch.jp/starchannel-movies/
「STAR CHANNEL MOVIES」記事件数
アニメーション制作スタジオ・MAPPA初のオリジナル劇場アニメーション作品「アリスとテレスのまぼろし工場」(毎日新聞社など製作委員会)が公開されている。 突然起きた製鉄所の爆発により外との接続が遮断され、時までもが止まってしまった町・見伏が舞台の本作。いつか元に戻ったときのために「変わらないこと」を強要される中で、退屈な毎日を過ごす14歳の菊入正宗と佐上睦実、そして野生の狼(おおかみ)のような謎の少女・五実が恋をして、未来へともがく姿を描いている。 映画を見る前に読んだ、脚本・監督を務めた岡田麿里氏が手掛けた原作小説は、少年少女たちの葛藤を通して「生きること」について...
きどみ
PRワーナーブラザース映画、MAPPA
2023.9.22
1969年9月13日、ロックンロール復活を謳い、ロック・レジェンドを一堂に集めた画期的な音楽フェスティバル「トロント・ロックンロール・リバイバル」が開催された。シカゴやドアーズといった大人気の大物や無名時代のアリス・クーパー、さらには、クラプトンらを率いてジョン・レノンまでもが急遽参加するなど、新旧のロックスターたちによる圧巻のパフォーマンスが繰り広げられた伝説の音楽フェスティバルとなった。だが、ウッドストックと並び称されるこの音楽フェスティバルが実現するまでの道のりは、トラブルに次ぐトラブル。奇跡的に解決していく過程は、漫画のようにコミカル。これまで半世紀あまり公開されなかったバックステージ...
「クラッシュ」(1996年)や「イグジステンズ」(1999年)、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(2005年)など、数々の評価と共に物議を醸してきた鬼才、デビッド・クローネンバーグ監督の最新作。主演は「グリーンブック」(2018年)のビゴ・モーテンセン。自身の体から臓器を生み出すアーティスト・ソールを演じる。パートナーのカプリースに「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(2021年)のレア・セドゥ、二人を監視する政府機関のティムリンを「スペンサー ダイアナの決意」(2021年)のクリステン・スチュワートが演じる。 人類が生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚もなくなった近未来。〝加速進化症候群...
ジョン・バンビル(ベンジャミン・ブラック)の小説「黒い瞳のブロンド」をウィリアム・モナハンが脚色し、クライムサスペンスの巨匠レイモンド・チャンドラーが生んだ「探偵マーロウ」の映画を作り出した。メガホンを執ったのはアイルランド出身のアカデミー受賞監督ニール・ジョーダン。主人公のマーロウを演じるのは、「シンドラーのリスト」(1993年)や、「マイケル・コリンズ」(1996年)、「愛についてのキンゼイ・レポート」(2004年)、「THE GREY 凍える太陽」(2011年)などの出演で知られるリーアム・ニーソン。本作が数々の映画賞を受賞してきた名優の100本目の作品となる。 私立探偵のフィリップ...
監督は、バレリーナ志望のトランスジェンダーの少女を描いた「Girl/ガール」(2018年)で第71回カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を受賞したルーカス・ドン。本作で第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門グランプリを受賞した。 13歳のレオとレミは、学校でも放課後でもいつも一緒に過ごす大親友。ある日、ふたりが親密すぎるとクラスメイトにからかわれたレオは、レミにそっけない態度をとってしまう。気まずい雰囲気のなか、二人は些細なことで大喧嘩になる。 © Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022
2019年4月15日、ノートルダム大聖堂で火災発生。794年前にパリの街に建造されたゴシック建築の最高峰、世界遺産・ノートルダム大聖堂が炎に包まれた。崩落の危機が迫る中で、聖堂の消火活動とキリストの聖遺物の救出に勇敢に立ち向かった消防士たちの姿を描く。膨大な資料調査とインタビュー、SNSで呼びかけて集めた当時の動画や写真を映像に使用し、当時の緊迫感をスクリーンに再現した。 ©2022 PATHÉ FILMS – TF1 FILMS PRODUCTION – WILDSIDE – REPÉRAGE – VENDÔME PRODUCTION Photo credit:Mickael Lefevr...
ビー・ジーズは英国出身のバリーと双子の弟ロビンとモーリスのギブ 3 兄弟によるグループ。少年時代から音楽活動を開始し、半世紀を超えるキャリアを誇る。全世界でのレコードセールスは 2 億枚以上、そのうち全英・米 No.1 ヒットが 20 曲、トップ 10 ヒットが 70 曲を数える。タイトで透明感のあるスリー・パート・ ハーモニーもトレードマークだ。日本でも映画『小さな恋のメロディ』(1971)や『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)のサウンドトラックでその存在を知ったファンも多い。しかしビー・ジーズの歩みは、実際には逆風と戦い続ける日々でもあった。創作をめぐって想像を超えるプレッシャーに...