Julie Delpy
1969年12月20日 生まれ
「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」
「ジュリー・デルピー」記事件数
今回は、映画と本の話。なにせ格好の映画本が刊行されたばかりなのだから、乗らない手はない。クエンティン・タランティーノが自らの監督作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019年)を改めて小説化した──とはいえ、細部にとどまらぬあまたの差異があり「ノベライズ」とは違う──「その昔、ハリウッドで」(文藝春秋)がそれだ。 「その昔、ハリウッドで」クエンティン・タランティーノ著、田口俊樹翻訳、文藝春秋、2750円+税 自作を自ら小説化「その昔、ハリウッドで」 1969年の映画業界を舞台としている映画版「ワンス」以上に、小説版は内幕要素が増幅しており、構成も含めて全く別物...
髙橋佑弥
2023.7.10
昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング 新たなる帝国」(2024年4月26日全国公開)である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか? 「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力1◎ゴジラとコングの位置付け 「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25
列車中で出会ったアメリカ人男性ジェシー(イーサン・ホーク)とフランス人女性セリーヌ(ジュリー・デルピー)は、意気投合してウィーンで途中下車することになる。一晩を共に過ごす2人の関係を描く会話劇。同じ2人の関係を描いた「ビフォア・サンセット」(2004年)、「ビフォア・ミッドナイト」(13年)と3部作。 ©Warner Bros. Entertainment Inc.
91年の生涯で140本以上の映画を製作したジャン=リュック・ゴダール。ヌーべル・バーグを先導し、映画の真髄と称される映画作家の人生を紐解くドキュメンタリー。 ©10.7 productions/ARTE France/INA – 2022