Benoît Magimel
1974年5月10日 生まれ
俳優「ピアニスト」(2001年)出演「ポトフ」(2023年)出演
「ポトフ 美食家と料理人」には、19世紀のレシピに忠実に調理された料理の数々が映し出され、料理の芸術性を感じさせる。トラン・アン・ユン監督、その「ほとんどを食べたことがあった」という。グルメが作ったグルメ映画、撮影もなかなか豪華だったようだ。グルメの本場、フランスのカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したのも納得。 原作小説の〝前日譚〟 ベトナムで生まれフランスで育ったトラン・アン・ユン監督、デビュー作「青いパパイヤの香り」でもおいしそうなベトナムの料理を登場させていた。長い間美食についての映画を撮りたかったのだという。「ポトフ」は小説「美食家ドダン・ブーファンの生涯と情熱」が原案だ...
勝田友巳
2023.12.16
19世紀末のフランス。食を芸術にまで高めた美食家・ドダン(ブノワ・マジメル)と、彼が構想する料理を完璧に仕上げる天才料理人・ウージェニー(ジュリエット・ビノシュ)の物語。2人の名声はヨーロッパ各国にまで広がっていた。ある時、ユーラシア皇太子から晩さん会に招待されたドダンは、その返礼に、家庭的な料理ポトフで皇太子をもてなそうとする。 見せ場は何といっても、ウージェニーが料理を作る過程のこの上ない美しさ。素材選びから盛り付けまで繊細さを追求し、演出する姿はまさに芸術の域。流麗で的確なカメラワークは、視覚だけでなく五感全部を刺激する。シンプルな厨房(ちゅうぼう)や野菜畑、庭園の青葉までもが「食」を...
2023.12.15
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
19世紀のフランス。美食家のドダンと彼の料理人ウージェニーは20年にわたって仕事を共にし、信頼関係で結ばれていた。ウージェニーはドダンの求愛を断り続けていたが、ある日ついに結婚を承諾する。ところがウージェニーは病に侵されていた。 ミシュラン三つ星シェフのピエール・ガニェールの監修による数々の料理とその調理を丹念に見せ、第76回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。 ©️Carole-Bethuel ©2023 CURIOSA FILMS- GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA
20世紀初頭に〝髭の生えた女性〟として実在したクレマンティーヌ・デレの物語を下敷きに、コンプレックスを抱えながらもたくましく生きる一人の女性を描く。 監督は、「ザ・ダンサー」(2016年)が第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門への出品を果たし、鮮烈なデビューを飾ったステファニー・ディ・ジュースト。本作は、第76回カンヌ国際映画祭でクィア・パルム賞にノミネートされた。 主人公のロザリー役は、ドミニク・モル監督作「悪なき殺人」(19年)で東京国際映画祭で最優秀女優賞を受賞し、フランソワ・オゾン監督作「私がやりました」(23年)で脚光を浴びたナディア・テレスキウィッツ。ロザリーの夫・アベル役で...