ながと ひろゆき
1934年1月09日 生まれ
東映オールスターによる「列伝」シリーズ。明治40年、賭博行為禁止条例など新刑法が施行されるのを機に、関東・官制の親文衆は日本大同会を結成。会長には天神一家の清水(河津清三郎)の口利きで柳瀬子爵、世話人に小田原酒匂一家の半次郎(菅原謙二)が指名されたが、やがて半次郎は清水に殺害される。さらに清水は草鞋を脱いでいた浅次郎(鶴田浩二)に半次郎の部下の伊之助(高倉健)を殺すよう命じた。(追悼特別展「高倉健」図録より)
シリーズ第3作。築地の魚市場の老舗``江戸一``働くことになった緒方勇(高倉健)は父亡きあと男勝りの娘の栄(南田洋子)が取り仕切っていた。東京魚市場協同組合理事長の郷田(天津敏)はやくざ石津組をつかって、事あるごとに``江戸一``の仕事を妨害していた。カナダの船が大量のマグロを売りたがっているのを聞いた栄は乗り気になったが。これも郷田の差し金で中止。度重なる妨害に勇の怒りの刃が抜かれる。(追悼特別展「高倉健」図録より)
鶴田浩二主演「博徒シリーズ」の4作目。京浜工業地帯の企業誘致にからむ組織暴力団と博徒の対立を描く。機関銃やダイナマイトが飛び交うアクション映画。