〝らしさ〟と刺激を体感せよ! 映画「ジャズ喫茶ベイシー」のクリエーティブスピリット
「本当ですか!?」 麻布十番の「酒肆ガランス」のオーナーであり映画監督でもある星野哲也から 、 予想外の朗報を聞いて思わず声が高まってしまった。 ただし、急ぐ必要はない。デビュー作の「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)」を筆者がアドバイザーを務めている全州(チョンジュ)国際映画祭に正式出品した彼は、「朗報」の前に通常のタイムラインに沿って迫ってくるDVDの製作に対する構想を語ってくれた。それが驚くべきことに社会距離拡大戦略、つまりソーシャルディスタンシングと配信業者の氾濫の時代、日本映画の生きる道とつながっていたので、まずそこから話そう。 このために引き出す話頭は「ショー」...
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洪相鉉
2022.9.21