©2022「さかなのこ」製作委員会

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2022.8.28

アナログな質感や演出が、なぜか心をくすぐる!「さかなのこ」レトロポップな特別映像!

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ひとしねま

ひとシネマ編集部

 昔のテレビドラマのパロディ?!本編とは異なるアナログな質感や演出が、なぜか心をくすぐる!可愛いくてちょっと笑えるレトロポップな特別映像が完成した。


 
誰もが知るさかなクンの、誰も知らないすッギョい人生が映画になった本作「さかなのこ」(毎日新聞社など製作委員会)。寝ても覚めても大好きなお魚のことばかり、周りとは違う変わり者と見られがちな主人公・ミー坊が、いつでも信じて応援してくれる母親や心の豊かな友人たちにあたたかく囲まれながら、「好き」を貫く自分の道を模索していく姿が描かれます。

メガホンをとった沖田修一監督の作品といえば、独特のユーモアを持つ魅力的なキャラクターたちが、ほろ苦さもあたたかさも抱え込んだ物語を生き、気づけば心がフっと軽く明るくなるものばかり。最新作「さかなのこ」の撮影は、実は全編16mmフィルムで行われており、その独特の質感は、優しく前向きな物語と相まって、ある世代にとっては懐かしく、ある世代にとっては新しい、特別な鑑賞後感を私たちに与えてくれます。

そんな本作の公開を前に、今回到着した映像は、レトロポップな本作の世界観をより一層際立たせ、ちょっとおふざけも織り交ぜた、特別映像!丘の向こうから人間を超越したミラクルな生き物が立ち上がるオープニング、極太筆字の題字、ストップモーションと共にカメラが俳優に寄り名前と役柄がこれでもかと打ち寄せたあとは、2分割の画面で活き活きといちばん良い顔をお披露目、と、息継ぎの間もなく往年の日本映画やドラマに見られた伝統的手法が満載!実際に16mmフィルムで撮影された本編の魅力を伝えるため、今回の映像のみ強めに強調されたザラッとしたアナログ感も見逃せないポイントです。本編との違いを劇場で楽しむのも良いかも!

こういった雰囲気のなかで青春時代を過ごした昭和世代が懐かしさを覚えるだけでなく、Z世代とも呼ばれる若者の間でも昭和や平成のカルチャーが新鮮さをもって受け入れられ長いブームを起こしており、老若男女問わずエモスイッチを呼び起こされる、心をくすぐる仕上がりの本映像。“沖田修一作品×レトロ”の融合が、最新作「さかなのこ」での沖田節健在を確信させてくれるはず!ぜひ本作を劇場でじっくり味わってください!

さかなのこ

お魚が大好きな小学生“ミー坊”は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。お魚を、毎日見つめて、毎日描いて、毎日食べて。他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、母親はミー坊を信じて応援し、背中を押し続けるのだった。高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、町の不良ともなぜか仲良し、まるで何かの主人公のようにいつの間にか中心にいる。やがて1 人暮らしを始めたミー坊は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、ミー坊だけが進むことのできるただ一つの道にまっすぐに飛び込んで行くーー。

ライター
ひとしねま

ひとシネマ編集部

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