©2022映画「島守の塔」製作委員会

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2022.7.22

萩原聖人演じる島田叡県知事に不満をあらわにする吉岡里帆演じる比嘉凜とのやり取りを収めた本編映像解禁

第二次世界大戦中の最後の官選沖縄知事・島田叡、警察部長・荒井退造を主人公とした「島守の塔」(毎日新聞社など製作委員会)が公開される(シネスイッチ銀座公開中、8月5日より栃木、兵庫、沖縄、他全国順次公開)。終戦から77年、沖縄返還から50年。日本の戦争体験者が減りつつある一方で、ウクライナでの戦争は毎日のように報じられている。島田が残した「生きろ」のメッセージは、今どう受け止められるのか。「島守の塔」を通して、ひとシネマ流に戦争を考える。

ひとしねま

ひとシネマ編集部

本日よりシネスイッチ銀座で公開の映画「島守の塔」。
沖縄県民含め約20万人が犠牲となった「沖縄戦」において、一人でも多くの県民の命を助けようとした萩原聖人演じる島田叡県知事が、県民に禁止されていた芝居や酒、たばこを許したことに対し、不満を露にする吉岡里帆演じる比嘉凜とのやり取りを収めた本編映像が解禁された。


当時軍国教育を受け、日本が勝つと信じて疑わない凛に対し、島田は県民へ課した飛行場建設や陣地構築、食料増産に感謝しつつ、それに報いるものが「敵の上陸戦やったり、集団玉砕かもしれん」と吐露し、思わず下を向いてしまう凜に「こんな時や、人間ちょっとくらい楽しみがあったってええんとちゃうか」と答える。
その言葉で笑顔になる凜は沖縄に伝わる踊りのカチャーシーの意味について「喜びも悲しみもかき混ぜてみんなで分かち合う。」と伝えると、今度は島田が元気づけられたように微笑む。
ここから凄まじい米軍の攻撃と上陸が始まる前の沖縄の美しい海を見つめながら二人は何を考えたのか。沖縄がアメリカの統治下から本土復帰を果たしちょうど50年の節目を迎えるタイミングで公開される本作が観客に語りかけるメッセージをぜひともスクリーンから感じてほしい!

島守の塔

県民の4人に1人、約20万人が犠牲となった「沖縄戦」。「命(ぬち)どぅ宝、生きぬけ!」と叫んだ 2人の官僚と、「沖縄戦」に翻弄される沖縄県民。それぞれの苦悩と生きることへの奮闘を描き、沖縄本土復帰50周年の節目に「命の尊さ」を次世代に継承する映画が誕生しました。

ライター
ひとしねま

ひとシネマ編集部

ひとシネマ編集部

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