「岬の兄妹」(2018年)や「さがす」(21年)、ドラマ「ガンニバル」の片山慎三監督が、「ねじ式」「無能の人」等で知られる漫画家つげ義春のシュルレアリスム作品「雨の中の慾情」を映画化。片山慎三監督とは、「ガン二バル」でもタッグを組んだ大江崇允が脚本協力で参加した本作は、つげ義春の原作を起点に2人の男と1人の女の切なくも激しい性愛と情愛が入り交じる、数奇なラブストーリー。第37回東京国際映画祭コンペティション部門公式出品作品。
貧しい北町に住む売れない漫画家・義男(成田凌)は、怪しい商売をしているらしい大家の尾弥次(竹中直人)に自称小説家の伊守(森田剛)とともに引っ越しの手伝いに駆り出され、離婚したばかりの福子(中村映里子)と出会う。艶めかしい福子に心奪われた義男だが、どうやら福子にはすでに付き合っている人がいるらしい。伊守は自作の小説を掲載するため、怪しげな出版社員と富める南町で流行っているPR誌を真似て北町のPR誌を企画する。その広告営業を手伝わされる義男。ほどなく、福子と伊守が義男の家に転がり込んできて、義男は福子への思いを抱えたたま、三人の奇妙な共同生活が始まる。
公開日: 2024年11月28日
雨の中の慾情
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2024年 /日本、台湾 /132分 /R15+
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公式サイト: https://www.culture-pub.jp/amenonakanoyokujo/
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