20世紀の偉大な画家の1人で、印象派に続くナビ派の代表格である〝幸福の画家〟ピエール・ボナール(1867-1947)。その生涯の伴侶マルトとの破天荒で創造的な半生をクロード・モネとの交流を交えて描く。監督は「セラフィーヌの庭」(2008年)で、セザール賞最多7部門を受賞した名匠マルタン・プロボ。「ヒア アフター」(10年)や「少年と自転車」(11年)、「メビウス」(13年)などのセシル・ドゥ・フランスと、「セラヴィ!」(17年)や「夜明けの祈り」(16年)などのバンサン・マケーニュというフランスを代表する俳優である2人がピエールとマルトを演じている。2024年横浜フランス映画祭で観客賞を受賞。
1893年パリ、ブルジョア出身の画家ピエールは、モデルとして出会った謎めいて型破りなマルトに惹かれ、ともに暮らし始める。クロード・モネなど限られた友人を除いては半ば隠遁生活の中で絵画制作に励むピエールだったが、マルトをモデルにした赤裸々な絵画が評判となり展覧会で大成功をおさめる。1914年第一次世界大戦の終戦間近、パリのアトリエでマルトは、ピエールのモデルになっている美術学校生ルネと出くわす。なぜかマルトはルネを気に入り、3人の複雑な関係が始まる。
公開日: 2024年09月19日
画家ボナール ピエールとマルト
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原題:Bonnard, Pierre et Marthe
2023年 /フランス /123分
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公式サイト: http://bpm.onlyhearts.co.jp/
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