監督は、第72回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された「パピチャ 未来へのランウェイ」(2019年)のムニア・メドゥール。主人公フーリアを体演じたのは、ウェス・アンダーソン監督「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」(2021年)に出演したアルジェリア出身のリナ・クードリ。製作総指揮を「コーダ あいのうた」(2021年)でろう者の俳優として初めてのアカデミー助演男優賞を受賞したトロイ・コッツァーが務める。
内戦の傷が癒えない北アフリカのイスラム国家アルジェリア。バレエダンサーになることを夢見るフーリアは、男に階段から突き落とされて大怪我を負い、踊ることも声も失ってしまう。失意のフーリアがリハビリ施設で出会ったのは、それぞれ心に傷を抱えたろう者の女性たちだった。「わたしたちにダンスを教えて」その一言から始まったダンス教室で、再び生きる情熱を取り戻していく。
©THE INK CONNECTION - HIGH SEA - CIRTA FILMS - SCOPE PICTURES FRANCE 2 CINÉMA - LES PRODUCTIONS DU CH'TIHI - SAME PLAYER, SOLAR ENTERTAINMENT
公開日: 2023年07月20日
裸足になって
予告編を見る:
監督 :
出演 :
製作総指揮 :
脚本 :
原題:Houria
2022年 /フランス、アルジェリア /99分
配給 :
公式サイト: https://gaga.ne.jp/hadashi0721/
新着記事
黒澤明の大傑作「七人の侍」は、海外で今、どう見られているのか。メルボルン鑑賞リポート
フェイクニュースと陰謀論を疑似体験「エンタメ通してワクチンに」「フィクショナル」
自分の過去が暴かれるかもしれない恐怖を描くスリラー「ディスクレーマー 夏の沈黙」
高倉健没後10年「緋牡丹博徒 二代目襲名」をZ世代ライターが見た「強烈なインパクトを残す主役級の『瞳』」