原作は、映画「ふしぎな岬の物語」(2014年)の原作となった「虹の岬の喫茶店」や「大事なことほど小声でささやく」などを手掛けてきた人気小説家、森沢明夫による同名小説。映画化された「大事なことほど小声でささやく」(22年)の横尾初喜監督が本作を手がける。主人公の心也を演じるのは、「なにわ男子」のメンバーの長尾謙杜。NHK大河ドラマ「どうする家康」への出演や「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(23年)で青年期の岸辺露伴を演じ、2025年1月公開の「室町無頼」に出演するなど、俳優としての躍進する長尾が初の劇場映画主演を務める。ヒロインの夕花を「かがみの孤城」(22年)で主人公の声を担当、「水は海に向かって流れる」(23年)、「忌怪島/きかいじま」(23年)などの作品に出演してきた當真あみが演じる。
幼いころに母親を亡くした心也(長尾謙杜)と、家に居場所がない夕花(當真あみ)。孤独だった2人はひょんなことから「ひま部」を結成し、しだいに距離が縮まっていく。しかし、ある事件によって夕花は姿を消してしまう。心也は行き場のない思いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ。突然の別れから30年。そして明かされる彼女の秘密。
公開日: 2025年04月03日
おいしくて泣くとき
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2025年 /日本
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公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/oishikute-nakutoki/
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