1974年8月13日 生まれ
美術「すべての夜を思いだす」(2022年)「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(2024年)
原作は、作家・エッセイストとして活躍する五十嵐大の実録ノンフィクション「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)。耳のきこえない母ときこえる息子の物語を映像に紡いだのは、「そこのみにて光輝く」(2014年)や「きみはいい子」(15年)の呉美保監督。脚本を「正欲』」や「アナログ」(23年)の脚本を手掛けた港岳彦。「キングダム」シリーズや「東京リベンジャーズ」シリーズの話題作に出演の吉沢亮がコーダ(Children of Deaf Adults/きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子ども)として生まれた主人公を演じる。 宮城県の小...
函館に暮らす書店アルバイトの「僕」(柄本佑)と、同居している友人静雄(染谷将太)は、「僕」の同僚である佐知子(石橋静河)と知り合い、つるむようになる。 ©HAKODATE CINEMA IRIS
東京・多摩ニュータウンを舞台に、3人の世代の違う女性のささやかな1日を描く。第73回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品、第13回北京国際映画祭では、フォワード・フューチャー部門審査員特別賞を受賞した。 求職中の女性知珠はハローワークに通うが希望の職種が見つからない。転居した友人の家を訪ねようと、バスで向かう。ガス検針員の早苗は作業中に老人が行方不明になったと聞かされる。作業を続けていると、その老人を見かけた。大学生の夏は、友人の命日にその母親を訪ねる。友人が残した写真を預かった夏は、別の友人と思い出をたどる。 ©2022PFFパートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)/一般社団法人PF...
ノンフィクション作家、沢木耕太郎の同名小説を、「糸」(2020年)や「護られなかったものたちへ」(21年)、「ラーゲリより愛を込めて」(22年)などで数々の映画賞に輝く瀬々敬久監督が映画化した。 心臓病を抱えた元ボクサーで、翔吾と出会って遠い昔に捨てた夢のために走り始める広岡仁一を演じるのは佐藤浩市。「つまらないことをぶっ壊したくてリングに上がった」と豪語する怒れる青年、翔吾を横浜流星が演じる。広岡の姪で、生い立ちに影を纏った佳菜子を演じるのは橋本環奈、翔吾が世界チャンピオンをかけて戦う現チャンピオンの中西を窪田正孝、真拳ジムの会長、真田令子を27年ぶりの実写映画出演となる山口智子が演じる。...