ノンフィクション作家、沢木耕太郎の同名小説を、「糸」(2020年)や「護られなかったものたちへ」(21年)、「ラーゲリより愛を込めて」(22年)などで数々の映画賞に輝く瀬々敬久監督が映画化した。
心臓病を抱えた元ボクサーで、翔吾と出会って遠い昔に捨てた夢のために走り始める広岡仁一を演じるのは佐藤浩市。「つまらないことをぶっ壊したくてリングに上がった」と豪語する怒れる青年、翔吾を横浜流星が演じる。広岡の姪で、生い立ちに影を纏った佳菜子を演じるのは橋本環奈、翔吾が世界チャンピオンをかけて戦う現チャンピオンの中西を窪田正孝、真拳ジムの会長、真田令子を27年ぶりの実写映画出演となる山口智子が演じる。さらに、広岡のかつての仲間にを片岡鶴太郎と相川翔、翔吾の母親を坂井真紀、中西の事務の会長を小澤征悦、令子の秘蔵っ子ボクサーを坂東龍汰が演じる。ボクシング指導・監修は、自身もトレーナー役で出演している松浦慎一郎。
40年ぶりに日本に帰ってきた元ボクサーの広岡仁一は、アメリカで興したホテル事業で成功を収めていたが不完全燃焼の思いを抱いていた。その広岡の前に、不公平な判定に怒り、一度はボクシングをやめた黒木翔吾が現れ、広岡の指導を受けたいと懇願する。やがて、翔吾をチャンピオンにするという広岡の情熱は、一度は夢を諦めた周りの人を巻き込んでいく。
©2023映画『春に散る』製作委員会
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公開日: 2023年08月24日
春に散る
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2023年 /日本 /133分 /G
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公式サイト: https://gaga.ne.jp/harunichiru/
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