「劇場版ドクターX」 スクリーンが似合うファイナル
2012年にスタートし、第7シリーズまで放送された人気ドラマの完結編となる劇場版。フリーランスの外科医、大門未知子(米倉涼子)と師匠である神原晶(岸部一徳)の前に、東帝大学病院の新院長、神津(染谷将太)が現れる。彼にはある過去があった。 おなじみのナレーションに西部劇風の音楽、銭湯のシーンに「いたしません」「御意」といったセリフまで、次々とお約束が放たれる小気味良さは、12年間愛されてきた国民的ヒット作だからこそ。第1シリーズにも出演していた森本医師(田中圭)が案内人となり、ついに未知子のルーツが明かされるという、ドラマを見続けてきた者にとっては胸が熱くなる物語もある。軽快なかけ合いで楽しま...