2012年から7シーズンにわたって放送されている人気ドラマ「ドクターX」の映画化。〝失敗しない〟孤高のフリーランス外科医・大門未知子の活躍を描く。

東帝大学病院に若き新病院長・神津比呂人が就任し、徹底的な合理化によって医師や看護師たちが次々とクビを切られる。某国の大統領の命を救うために日本を離れていたフリーランスの天才外科医・大門未知子は、かつての同僚・森本に呼び戻され、比呂人と意気投合するが、未知子の師匠・晶と会った比呂人は顔色を変える。一方、未知子の過去を探る森本は、広島・呉で大門未知子の知られざる誕生の秘密（ルーツ）を知ることになる。未知子、晶、比呂人の過去が絡み合う中、「どんなに厳しいオペでも患者を見捨てない」と語る晶の言葉を胸に、未知子は、医師免許の剥奪も覚悟する〝悪魔のオペ〟に挑む。

第37回東京国際映画祭「ウィメンズ・エンパワーメント」部門で特別上映