「ジョン・ウィック:コンセクエンス」
キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋にふんした人気シリーズ第4作。裏社会を牛耳る主席連合の粛清を生き延びたジョン・ウィック。しかし主席連合で新たに台頭したグラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)が追撃を始め、ジョンは大阪コンチネンタルホテルの支配人である旧友シマヅ(真田広之)を頼ることに。 一作ごとに肥大化、長尺化してきた本シリーズ、今回は何と2時間49分。もちろん見どころはキアヌが群がる敵と戦うアクションだが、そのベクトルはリアルな臨場感を追求した「ミッション:インポッシブル」シリーズとは対照的だ。銃や刀剣、格闘術を合体させ、エキゾチックなまでに華麗な様式美を極めたアクションの博覧会であり、もはやス...