Reinaldo Marcus Green
「レイナルド・マーカス・グリーン」記事件数
伝記映画はアカデミー賞好みのジャンルの一つ。この作品はテニスの巨星、ウィリアムズ姉妹の父親、リチャードが主人公だ。映画になるのは偉人か変人だが、リチャードのアクの強さは突出している。いわば、今様米国版「巨人の星」。アカデミー賞では作品、主演男優、助演女優など6賞の候補となっている。 リチャード(ウィル・スミス)は2人の娘、ビーナスとセリーナをテニスのチャンピオンにすると公言し、2人が生まれる前に作った計画書に従って英才教育を施している。独学でテニスを研究し、妻と他の3人の娘も団結協力。近所のテニスコートで毎日練習、有名なコーチの下に押しかけて、タダで面倒を見てくれと頼み込んでは追い返される。...
2022.3.03
昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング 新たなる帝国」(2024年4月26日全国公開)である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか? 「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力1◎ゴジラとコングの位置付け 「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25
〝レゲエの神様〟として今もファンが多いボブ・マーリーの、36年の生涯を描く。ジャマイカで生まれたマーリーは、恵まれない幼少期を経て音楽に目覚め、レゲエの先駆者となる。社会の解放を求めて歌い続けたマーリーの苦悩と葛藤の軌跡を、レゲエの曲に乗せてたどる。 © 2023 PARAMOUNT PICTURES