「曲が売れるか、警察に撃たれるか」、ロックの教科書のメインマン、「ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ デジタルリマスター」
故郷の福岡にはロックの教科書がある。これは明文化されたものではなく、口頭で脈々と語り継がれている。昨年はその精神的支柱のシーナ ロケッツ鮎川誠が亡くなったが、街からロックの教科書が消えることはない。今もそれを受け継いだyonawo、kiki vivi lily、odol、muqueなど数多くのアーティストが福岡からヒットチャートをにぎわしている。 1979年、僕らの街からルースターズがデビューした。後に同じく昨年亡くなったチバユウスケのいたミッシェルガン・エレファントやオカモトズなどに大きく影響を与えたバンドとして有名である。再結成はあったものの実質は88年の活動停止まで約10年で残された...
宮脇祐介
2024.2.09