パトリシア・アークエットの存在感がとにかく強烈なノワールコメディー「ハイ・デザート」:オンラインの森
パトリシア・アークエットといえば、クエンティン・タランティーノが脚本を手がけた「トゥルー・ロマンス」でブレークし、1990年代には個性派スターとして活躍。2000年代以降は主にテレビドラマに活動の軸を移し、リチャード・リンクレイター監督の「6才のボクが、大人になるまで。」では12年にわたる撮影に参加して、主人公の少年の母親を演じ続けた。 そんなアークエットの最新主演作が、AppleTV+で配信中のドラマシリーズ「ハイ・デザート」だ。もともとは近年監督としての評価がうなぎのぼりのベン・スティラーが監督する予定だったが、スティラーは製作総指揮にまわり、スティラーとは「ミート・ザ・ペアレンツ」...
村山章
2023.7.31