Adrien Brody
1973年4月13日 生まれ
第97回アカデミー賞は、米時間2025年3月2日(日)にハリウッドのドルビーシアターで授賞式が開催され、「ANORA アノーラ」(ショーン・ベイカー監督)が作品賞、監督賞、主演女優賞(マイキー・マディソン)、脚本賞、編集賞の5冠に輝いた。各部門のノミネートと結果は以下の通り。 ☆:受賞者・受賞作品
ひとシネマ編集部
2025.3.03
来る3月3日(日本時間)の米アカデミー賞授賞式を控え、今週から来週にかけて有力作が次々と公開される。ホロコーストを生き延び、戦後に渡米したハンガリー系ユダヤ人男性が主人公の本作は、30代の青年監督ブラディ・コーベットの長編第3作。作品賞、監督賞など10部門にノミネートされた3時間35分の一大叙事詩である。 妻エルジェーベト(フェリシティ・ジョーンズ)と生き別れたままアメリカの地を踏んだラースロー・トート(エイドリアン・ブロディ)は才能ある建築家だが、文化の違う異国では誰も彼の名声など知らない。戦時中のトラウマと孤独にあえぐトートは、ホームレス同然に落ちぶれ、薬物に手を染める。そんなとき実業家...
2025.2.21
3月13日(日本時間)に発表される第95回アカデミー賞で、「ブロンド」のアナ・デ・アルマスが主演女優賞にノミネートされている。「ブロンド」は、伝説のハリウッドスター、マリリン・モンローの生涯をモチーフに、昨年9月にNetflixで独占配信された2時間47分の大作だ。キューバ系のアナ・デ・アルマスがモンローを演じたことに賛否が渦巻いたものの、まるで憑依(ひょうい)したかのような熱演で絶賛を浴びている。 アナ・デ・アルマスが熱演するも、マリリン・モンローの描き方に対して押し寄せた批判 しかし「ブロンド」に吹いた逆風は、アナ・デ・アルマスに対してよりも映画自体への方が強かった。と...
村山章
2023.3.06
2月13日、東京・目黒の目黒パーシモンホールにて行われた第79回毎日映画コンクールの贈呈式。受賞者がそれぞれの喜びや感動を自らの声で伝えました。その模様の写真を日本橋室町のCOREDO室町1B1エスカレーター横にて展示します。監督・俳優部門受賞者が電照パネル・ルーファスにて掲示されます。パネルの中のQRコードを読み込めばひとシネマ内の第79回毎日映画コンクールの記事が読むことができます。期間は3月18日(火)~4月7日(月)。 なお、期間中イベントの模様を「#第79回毎日映画コンクール」を付けてX、Facebook、Instagramにアップすると抽選で 「 TOHOシネマズ日本橋 」 ...
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2025.3.10
ホロコーストを生き延び、アメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トートの30年にわたる数奇な半生を描く。監督・共同脚本はAppleTV+で配信されたドラマ「クラウデッド・ルーム」のディレクターのひとりブラディ・コーベット。同作品でディレクターをともに勤めていたモナ・ファストボールドが、本作の共同脚本を担当している。 主人公のラースロー・トートを演じるのは、「戦場のピアニスト」(02年)で第74回アカデミー賞主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ。妻エルジェーベトを「博士と彼女のセオリー」(14年)で第87回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ。...
「グランド・ブダペスト・ホテル」(2014年)や、「ムーンライズ・キングダム」(2012年)、「犬ヶ島」(2018年)のウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた最新作。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。ジェイソン・シュワルツマン、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントン、エイドリアン・ブロディらに加え、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス、マーゴット・ロビー、スティーヴ・カレル、ウィレム・デフォーなど豪華キャストたちが共演する。 アメリカ南西部の砂漠の街アステロイド・シティ。隕石の落下でできた巨大なクレーターが最大の観光名所であるこの街に、科学賞を受賞した5人の天...
実直なコールは謎めいたセイディと出会い、たちまち恋に落ちる。ところが彼女はCIA(米中央情報局)であることが判明。2回目のデートすら決まらないうちに、コールとセイディは世界を救うための国際ミッションに放り込まれる。 画像提供 Apple TV+
波乱に満ちた私生活とスターの座に至るまで、公私で全く違う姿を見せていたマリリン・モンローの素顔と生涯を大胆に描く。 Netflix © 2022
壁に囲まれたゲットーで虫けらのように殺される人々、死と隣り合わせの飢えや孤独、そして、徹底的に破壊された町並み。人間の尊厳を踏み潰されながらも、決して〝生〟を手放さず、希望を失わないピアニストの気高い姿を描き、75年のアカデミー賞主要3部門や、第55回カンヌ国際映画祭パルムドールなど、世界中で数々の栄誉に輝いた本作。自らも幼少期をクラクフのゲットーで過ごしたロマン・ポランスキー監督が手がけた名作が、ワルシャワ・ゲットー蜂起から80年目の2023年、4Kデジタルリマスター版として公開される。 ユダヤ人のウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)はピアニストとして一目置かれる存在だっ...