「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」

「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」©2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会

2024.12.29

母校懐かしいイチオシ「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」:2025年の期待作 山田あゆみ

2024年もたくさんの映画が、私たち映画ファンを楽しませてくれました。ひとシネマライターが、映画、動画配信サービスの作品から今年の10本、そして2025年の期待作を選びました。年末年始、鑑賞のおともに、どうぞ!

筆者:

山田あゆみ

山田あゆみ

「リアル・ペイン~心の旅~」1月31日公開
「愛を耕すひと」2月14日公開
「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」4月公開

心揺さぶる青春映画

2024年東京国際映画祭にて鑑賞した「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」がイチオシだ。お笑いコンビジャルジャルの福徳秀介による同名小説を、大九明子監督が映画化。さえない大学生活を送る小西(萩原利久)が同じ講義を受けていた桜田(河合優実)に恋をしたことで、日々が一変する。しかし、そんな2人を思いがけない出来事が待ち受けるというお話。実は、舞台である関西大学が私の母校なため、終始懐かしく、自分の思い出と共にさまざまな感情が押し寄せてやまない作品だった。ただ、母校ではなくても心揺さぶる青春映画に違いないので、お勧めしたい。

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