監督は、デビュー42周年を迎えたパンクバンド亜無亜危異(アナーキー)のギタリスト、藤沼伸一。人生の折り返し地点を迎えた多くのミュージシャンやアーティストが自分の人生を問い直すことで起きる深刻な心の葛藤。監督自身の経験を元に、自分自身と向き合うことの大切さ、そして希望を描く。主演は、カンヌ国際映画祭に3年連続で公式選出された初のアジア人俳優となった永瀬正敏。自身もパンクバンドを組んでいたという永瀬が、音楽を続けながらもくすぶった思いを抱える主人公イチを演じる。
80年代に社会現象を起こしたパンクバンド「ガンズ」。人気絶頂の中、メンバーのハル(北村有起哉)が傷害事件を起こして活動休止となる。30年後、リーダーのアニマル(渋川清彦)からの電話をきっかけに、イチ(永瀬正敏)が中心となり再結成へと動き出す。しかし、リハーサルを始めると、バンドとしての思考や成長のズレが明らかになっていく。躊躇いながらも参加を決めたハルだったが、仲間の成長に追い付けない焦りは徐々に自分自身を追い詰めていった。
©2023 GOLDFISH製作委員会
公開日: 2023年03月30日
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2023年 /日本 /99分 /G
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