ブルータリスト

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公開日: 2025年02月20日

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ホロコーストを生き延び、アメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トートの30年にわたる数奇な半生を描く。監督・共同脚本はAppleTV+で配信されたドラマ「クラウデッド・ルーム」のディレクターのひとりブラディ・コーベット。同作品でディレクターをともに勤めていたモナ・ファストボールドが、本作の共同脚本を担当している。

主人公のラースロー・トートを演じるのは、「戦場のピアニスト」(02年)で第74回アカデミー賞主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ。妻エルジェーベトを「博士と彼女のセオリー」(14年)で第87回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ。アメリカへ渡ったラースローの運命に大きな影響を与える大富豪ハリソンを「LAコンフィデンシャル」(97年)や「メメント」(00年)などのガイ・ピアースが演じている。さらに、「憐れみの3章」(24年)のジョー・アルウィンや、「トゥモローランド」(15年)のラフィー・キャシディが共演する。第82回ゴールデングローブ賞にて作品賞(ドラマ部門)と主演男優賞(エイドリアン・ブロディ)、助演女優賞(フェリシティ・ジョーンズ)、助演男優賞(ガイ・ピアース)、監督賞、脚本賞、作曲賞の計7部門にノミネートされ、作品賞(ドラマ部門)、監督賞(ブラディ・コーベット)、主演男優賞(ドラマ部門・エイドリアン・ブロディ)の3冠に輝いた。

才能にあふれるハンガリー系ユダヤ人建築家のラースロー・トート(エイドリアン・ブロディ)は、ナチスドイツによるホロコーストを生き延びたものの、妻エルジェーベト(フェリシティ・ジョーンズ)や姪ジョーフィア(ラフィー・キャシディ)と強制的に引き離されてしまう。家族と新しい生活を始めるためにアメリカ・ペンシルベニアへと移住したラースローは、そこで裕福で著名な実業家ハリソン(ガイ・ピアース)と出会う。ラースローのハンガリーでの建築家としての輝かしい実績を知ったハリソンは、彼の家族の早期アメリカ移住と引き換えに、あらゆる設備を備えた礼拝堂の設計と建築を依頼する。しかし、母国とは文化もルールも異なるアメリカでの設計作業には多くの障害が立ちはだかり、ラースローが抱いていたアメリカンドリームとは裏腹に、彼を待ち受けたのは大きな困難と代償だった。

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公式サイト: https://www.universalpictures.jp/micro/the-brutalist

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