彩瀬まるの同名小説を映画化。真奈は親友すみれの元恋人から、荷物の整理を頼まれた。すみれは5年前に姿を消し、元恋人は別の女性と結婚することになったのだ。真奈はすみれが残したビデオカメラを手に、2人の過去を回想する。真奈とすみれは大学の新歓コンパの席上で知り合い、すぐに親しくなった。いつもビデオカメラを携えるすみれは、明るく社交的な外見にひそかな葛藤や孤独を抱えていた。やがてすみれは、1人出かけた旅先で東日本大震災に遭遇し、ゆくえが分からなくなる。
やがて海へと届く
監督 :
出演 :
2021年 /日本 /126分 /PG12
配給 :
新着記事
この映画を見るのと同時に家に来た妹のような愛犬「少年と犬」スクリーンの中の世界とつながる感覚
この1本:「エミリア・ペレス」 強烈な人間像、重厚に
時代の目:「ベイビーガール」 〝抑圧からの解放〟超えて挑発
「レイブンズ」 写真家・深瀬昌久の人生と異形の愛