「春原さんのうた」(2021年)で第32回マルセイユ国際映画祭でグランプリを含む3冠を獲得した杉田協士監督による長編4作目。デビュー作「ひとつの歌」(11年)以来のオリジナル作品となる。
書店員の春(小川あん)は、駅前のベンチに座っていた雪子(中村優子)に道を尋ねるふりをして声をかける。一方で、春は剛(眞島秀和)の後をつけながら、その様子を確かめる日々を過ごしていた。春は、こどもの頃、街中で見かけた雪子や剛に声をかけたことがあったのだ。剛が春の行動に気づいて春の職場に現れ、春が再び雪子に声をかけたことで、それぞれの関係が動き出す。春は2人と過ごす日々の中で、自分自身が抱えている母親への思い、悲しみの気持ちと向き合っていく。
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公開日: 2024年01月04日
彼方のうた
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2023年 /日本 /84分 /G
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公式サイト: https://kanatanouta.com/
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