こんにちは、母さん

公開日: 2023年08月31日

こんにちは、母さん

原作は、永井愛の人気戯曲「こんにちは、母さん」。2001年と2004年に新国立劇場で上演され、2007年にはNHK土曜ドラマにて映像化された名作の映画化。メガホンを執るのは、家族の姿を描き続けてきた山田洋次監督。91歳にして90本目の監督作となる本作では、令和を生きる等身大の親子を心情豊かに描く。主演は、「男はつらいよ 柴又慕情」(1972年)をはじめ、「母べえ」(2008年)、「おとうと」(2010年)、「母と暮せば」(2015年)など約50年間に渡って数々の山田洋次監督作品に出演してきた吉永小百合。映画出演123本目となる本作で、下町に暮らす母・福江を演じる。その息子・昭夫を演じるのは、映画やNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」での好演が記憶に新しい、人気俳優・大泉洋。山田洋次監督映画への出演、吉永小百合との共演はともに初めてとなる。「母べえ」「母と暮せば」に続く「母」3部作として、吉永小百合の集大成ともいえる作品。

大企業の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘・舞(永野芽郁)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉洋)は、久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町の実家を訪れる。しかし、迎えてくれた母の様子が、どうもおかしい。割烹着を着ていたはずの母親が、艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活している。おまけに恋愛まで! 久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う〝母〟と出会い、次第に見失っていたことに気付かされてゆく。

©️2023「こんにちは、母さん」製作委員会

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公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/konnichiha-kasan/

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