ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女

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公開日: 2025年02月06日

ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女

ジャズシンガーとしてのキャリアを夢見ていた1人のユダヤ人女性が、ナチスドイツの支配下でゲシュタポの協力者となって、ユダヤ人同胞を密告して生き伸びたという衝撃の実話を映画化。監督は、「ぼくは君たちを憎まないことにした」(2022年)で、ドイツ映画賞脚本賞を受賞したキリアン・リートホーフ。戦争の時代の犠牲者であり、加害者でもある主人公のステラを、「水を抱く女」(20)でベルリン国際映画祭主演女優賞を獲得したパウラ・ベーアが演じている。

1940年8月、戦争の激化とユダヤ人への圧力が高まるなか、ブロードウェイでジャズシンガーとなることを夢見ていた18歳のステラ・ゴルトシュラーク(パウラ・ベーア)だったが、国外脱出が叶わずその夢は儚くも消えてしまった。3年後、ステラはユダヤ人向けに偽造パスポートを作るロルフと出会う。2人は、ユダヤ人らに偽造した身分証を手配していたが、ゲシュタポに逮捕されてしまう。ステラはアウシュヴィッツへの移送を免れるためゲシュタポに協力し、ベルリンに隠れているユダヤ人を捜し始める。終戦後、生き残ったステラは、同胞を密告していたナチスドイツの協力者として裁判の被告席に座ることになるが…。

公式サイト: https://klockworx.com/movies/stella/

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