原作は、花沢健吾による大人気同名漫画。現代社会に潜み暗躍している新たな忍者を描く現代忍者エンターテインメント。脚本・監督は、「銀魂」シリーズや「ヲタクに恋は難しい」「今日から俺は!!劇場版」「新解釈・三國志」（いずれも2020年）などヒット作を多数手がけている福田雄一。主人公の、ある重大な〝忍務〟を任されることとなる謎の忍者「雲隠九郎」を、「キングダム」シリーズや「ゴールデンカムイ」シリーズなど、いくつもの大作の主演を務めている山﨑賢人が演じる。ヒロインは、NHK連続テレビ小説「らんまん」や「ゴジラ-1.0」などの浜辺美波、山﨑賢人と初共演する。

日本の歴史を常に陰で動かしてきた「忍者」。しかし消滅したはずの彼らは、現代でも秘密裏に存在し、世界中で暗躍しているという。その数は20万人。ただ、末端の忍者に仕事は少なく、「NIN（ニン）」所属の下忍・雲隠九郎（山﨑賢人）もその一人だった。ボロアパートで暇を持て余す暮らしをしていた九郎は、ある日、重大な〝忍務（にんむ）〟を言い渡される。それは戦後70年以上地下に潜り続けている、謎の組織を調べること。その組織の名は「アンダーニンジャ（通称：UN）」。「UN」が潜んでいるという情報を得て、講談高校に学生として潜入した九郎。クラスメイトの野口彩花（浜辺美波）は高校生らしからぬ言動をする九郎を不審に思うも、何故か少し気になってしまう。そんな中、「UN」によって、「NIN」の〝精鋭〟忍者たちが次々に襲われていく。そしてついに、講談高校での襲撃が始まり、九郎と彩花は、想像を超える戦いに巻き込まれていくことになる。