少年と犬
原作は、様々な背景を抱えた人々と一匹の犬とのふれあいを描き、第163回直木賞を受賞した馳星周による同名小説。映画では、原作の複数のエピソードにオリジナルのストーリを加え、1匹の犬〝多聞〟が大切な人に会うために岩手県釜石から日本を縦断する旅路の中で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流を描き出す。メガホンをとったのは、「ラーゲリより愛を込めて」(2022年)や「護られなかった者たちへ」(21年)、「糸」(20年)、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(17年)など、骨太な社会派ドラマから恋愛ドラマまで幅広いジャンルで人間ドラマを描く名手、瀬々敬久監督。「永遠の0」(13年)や「藁の楯」(13年)...
製作年 2025年 監督:瀬々敬久