みはら みつひろ
監督
2022年10月1日に、79歳で惜しまれつつこの世を去ったアントニオ猪木。プロレスラーにして実業家、政治家としてリングの内外で伝説的なエピソードを数々残してきた人間・アントニオ猪木に迫るドキュメンタリー。猪木が設立した新日本プロレス創立50周年を記念して製作され、没後1年のタイミングで公開される。 写真:原 悦生 Ⓒ2023映画「アントニオ猪木をさがして」製作委員会
「村の写真集」(2004年)、「しあわせのかおり」(2008年)に続く藤竜也と三原光尋監督の3度目のタッグとなる本作。スクリーンデビューから60 周年を迎えた藤竜也が、尾道で長きにわたり豆腐店を営み、街の仲間達から愛される主人公・高野辰雄(たかの・たつお)を味わい深く演じる。その辰雄の娘・春(はる)役は、藤の主演作「猫の息子」(1997年)への出演以来、26 年ぶりの共演となる麻生久美子が演じる。 尾道の町の一角に店を構える高野豆腐店(たかのとうふてん)。夜が明ける前に、そっと明かりが灯り、愚直で職人気質な父、高野辰雄(藤竜也)と、明るく気立てのいい娘、春(麻生久美子)の一日が始まる。地道に...
本作は、39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断されながらも、会社勤め、講演活動等を続けている丹野智文さんの実話にもとづき、夫婦の9年間の軌跡を描く。タイトルは、「小さな灯でも、みんなで灯せば世界はこんなにも明るくなる」という願いを込め、認知症のシンボルカラーのオレンジと組み合わせたもの。妻の真央役は、連続テレビ小説「ちりとてちん」のヒロイン役や、ドラマ「大奥」など、映画・ドラマ・舞台で活躍する貫地谷しほり。夫・晃一役を映画「THE LEGEND&BUTTERFLY」(2023年)、「Winny」(2023年)など、話題作への出演が続く和田正人が演じる。 妻と二人の娘と暮らす39歳の只野晃...