「映画『ラーゲリより愛を込めて』の世界」メッセージノート

「映画『ラーゲリより愛を込めて』の世界」メッセージノート

2022.12.23

新宿・平和祈念展示資料館「ラーゲリより愛を込めて」の世界メッセージノート設置中

公開映画情報を中心に、映画評、トピックスやキャンペーン、試写会情報などを紹介します。

ひとしねま

ひとシネマ編集部

22日現在動員74万人超の動員で大ヒット公開中の「ラーゲリより愛を込めて」(毎日新聞社など製作委員会)。
 
新宿・平和祈念展示資料館で開催中の特別展示「映画『ラーゲリより愛を込めて』の世界」では、映画や展示の感想を自由に書き込めるメッセージノートを館内に設置しています。
瀬々敬久監督をはじめ、映画関係者のメッセージも書かれています。

特別展示「映画『ラーゲリより愛を込めて』の世界」は2023年1月15日(日)までの開催。
来館の際は、ぜひノートにあなたの想いを綴ってください!
 
なお、同時開催中の企画展 「言葉は海を越えて 収容所と日本を結んだ葉書」Ⅰ期:異国の丘にて [1946-1950]は1月9日まで行われます。
 
1月11日(水)から4月23日(日)までは企画展 「言葉は海を越えて 収容所と日本を結んだ葉書」Ⅱ期:残されし者たち[1952-1956]が行われます。
’46年12月の米ソ協定の成立により、ほとんどの抑留者は’50年4月までに帰還を果たしました。
しかし、日本軍や満州国の元高官、スパイ活動・ソ連研究・生物化学兵器の研究に関与した人など、2千数百人はソ連の一方的な「裁判」で「戦争犯罪人 (戦犯)」とされ、’50年以降も引き続き抑留されました。
 
そうした長期抑留者と呼ばれる人びとは、何年にもわたって家族との連絡を禁じられました。
’52年4月にようやく「郵便葉書」と呼ばれる専用の往復葉書のやり取りが認められると、最終引揚船が出る’56 年末まで、家族や友人と何十枚もの葉書を交わしたのです。
 
本企画展のⅡ期では、長期抑留者と家族をつないだ「郵便葉書」を中心に、長期抑留にまつわる様々な資料を紹介いたします。
また、辺見じゅん「収容所から来た遺書」(文藝春秋)や、映画「ラーゲリより愛を込めて」(東宝)などの主人公のモデルとなった山本幡男氏や、その上司で大学の先輩でもあった佐藤健雄氏の資料も展示します。
 
平和祈念展示資料館→https://www.heiwakinen.go.jp/

ラーゲリより愛を込めて

第二次世界大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する抑留者たちに、山本は訴え続けた―
山本はどんな劣悪な環境にあっても分け隔てなく皆を励ました。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた日本人捕虜たちの心を次第に溶かしていく。山本はいかなる時も日本にいる妻や4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じていた。
終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲をくぐり抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。たった一人で子どもたちを育てている妻を想い、山本は涙を流さずにはいられなかった。誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には、彼の体は病魔に侵されてい

ライター
ひとしねま

ひとシネマ編集部

ひとシネマ編集部

新着記事