第二次世界大戦後の1945年、厳冬のシベリア。零下40度の寒気の中、わずかな食料で過酷な労働を課せられ死者が続出する収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男はいた。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます」。絶望する抑留者たちに、山本は訴え続けた。山本は日本にいる妻と4人の子どもと一緒に過ごす日が訪れることを信じ、劣悪な環境にいる仲間を励ました。その行動と信念は、日本人捕虜たちの心を次第に溶かしていく。
終戦から8年後、ようやく山本に妻からのハガキが届く。「あなたの帰りを待っています」。1人で子どもたちを育てている妻を思い、山本は涙を流さずにはいられなかった。やがてダモイの日が近づくが、山本は病魔に侵されていた……。
![ラーゲリより愛を込めて](https://images.microcms-assets.io/assets/d247fcc9b85b413caf66458586629de0/80c3e2d3523445bbbc2991efbf33b76c/%E4%BF%AE%E6%AD%A3_%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%82%99%E3%83%AA.png)
公開日: 2022年12月08日
ラーゲリより愛を込めて
予告編を見る:
監督 :
出演 :
プロデューサー :
原作 :
脚本 :
音楽 :
撮影 :
照明 :
美術 :
録音 :
編集 :
衣装 :
ヘアメーク :
スクリプター :
VFX :
2022年 /日本 /133分
配給 :
公式サイト: http://lageri-movie.jp/
関連記事
新着記事
恋する乙女に勇気を与えるバイブル「時々、私は考える」人生に対する私たちの若干の恐れを粛々と肯定してくれた
この1本:「時々、私は考える」 美的な死の心象風景
特選掘り出し!:「めくらやなぎと眠る女」 村上春樹小説、初アニメ化
「お隣さんはヒトラー?」 ヒトラー南米生存説をモチーフにした意表を突く変化球