原作は、2018年に出版されたミリアム・トウズのベストセラー小説「WOMEN TALKING」。2005年から2009年にボリビアで起きた実際の事件を元に描かれている。本作への出演とプロデュースを務めたオスカー女優フランシス・マクドーマンドがブラッド・ピット率いる映画制作会社PLAN Bへ話を持ち込み、映画化が実現した。監督は、「死ぬまでにしたい10のこと」(2003年)などで女優として活躍しながら、「アウェイ・フロム・ハー」(2006年)で監督、脚本家としてデビューしたサラ・ポーリー。本作でも監督、脚本を手掛けた。主演は2度アカデミー賞にノミネートされたルーニー・マーラ。さらに、2度エミー賞を獲得したクレア・フォイや、ジェシー・バックリー、「007」シリーズ、Q役のベン・ウィショーなどが顔を揃えた。
舞台は2010年の架空の村。自給自足で生活するキリスト教一派の村で女性たちが度々レイプされる事件が起きる。 これまで女性たちはそれを「悪魔の仕業」、「作り話」と男性たちに否定されていたが、それが実際に犯罪だったということを知る。男性たちが街へと出かけている2日間、彼女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行う。
© 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved.
公開日: 2023年06月01日
ウーマン・トーキング 私たちの選択
監督 :
出演 :
製作総指揮 :
原作 :
脚本 :
原題:Women Talking
2022年 /アメリカ /104分 /G
配給 :
新着記事
黒澤明の大傑作「七人の侍」は、海外で今、どう見られているのか。メルボルン鑑賞リポート
フェイクニュースと陰謀論を疑似体験「エンタメ通してワクチンに」「フィクショナル」
自分の過去が暴かれるかもしれない恐怖を描くスリラー「ディスクレーマー 夏の沈黙」
高倉健没後10年「緋牡丹博徒 二代目襲名」をZ世代ライターが見た「強烈なインパクトを残す主役級の『瞳』」