監督は「レインマン」(1988年)でアカデミー賞監督賞、ベルリン国際映画祭金熊賞に輝いたバリー・レビンソン。本作で、第2次世界大戦中、終戦後、1960年代と3つの時代を行き来しながら、人間の崇高さと恐ろしさを描き出した。主人公のハリー・ハフトを演じるのは、「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズの第3作「インフェルノ」(2016年)で敵役を演じたベン・フォスター。婚約者を戦争で亡くし、ハリーに想いを寄せるミリアムを、「ファントム・スレッド」(2017年)のビッキー・クリープスが演じている。
1949年、ナチスの収容所から生還したハリーは、アメリカでボクサーとして活躍する一方、生き別れになった恋人レアを探していた。レアに自分の生存を知らせるため、記者の取材を受けたハリーは、「ナチスが主催する賭けボクシングで、同胞のユダヤ人と闘って勝ち続け、生き延びることができた」と告白し、一躍時の人となる。しかし、レアは見つからず彼女の死を確信したハリーは引退する。それから14年、ハリーは別の女性と新たな人生を歩んでいたが、彼女にも打ち明けられないさらなる秘密に心をかき乱されていた。そんな中、レアが生きているという報せが届く。
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公開日: 2023年08月10日
アウシュヴィッツの生還者
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原題:THE SURVIVOR
2020年 /カナダ、ハンガリー、アメリカ /129分 /G
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公式サイト: https://sv-movie.jp/
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