ふじわら かまたり
1905年1月14日 生まれ
俳優「影武者」
黒澤明の代表作にして、世界で最も知られている日本映画のひとつ。2部形式で途中にインターミッションを含む上映形式。前半は侍集めと戦の準備、後半は野武士との戦いが描かれている。野武士の襲撃に脅かされている農村で、浪人を集めることでそれに対抗する。島田勘兵衛(志村喬)率いる菊千代(三船敏郎)などの7人の侍の活躍が生き生きと活写されている。
「山口組三代目」の続編。田岡(高倉健)が服役していた昭和15年7月、山口組二代目・山口登は荒政組に斬られ、入院。山口は「田岡を三代目に」と言い残して息を引き取る。18年、田岡は恩赦で釈放される。終戦。荒くれ者が無法ぶりを発揮すると、警察も山口組自警団に警護を依頼する。田岡は荒くれ者たちと凄惨な戦いを演じ、山口組の名は広く知れ渡る。なお、当初第3部「山口組三代目・激突編」が予定されていたが製作中止となった。(追悼特別展「高倉健」図録より)