ちあき みのる
1917年4月27日 生まれ
黒澤明の代表作にして、世界で最も知られている日本映画のひとつ。2部形式で途中にインターミッションを含む上映形式。前半は侍集めと戦の準備、後半は野武士との戦いが描かれている。野武士の襲撃に脅かされている農村で、浪人を集めることでそれに対抗する。島田勘兵衛(志村喬)率いる菊千代(三船敏郎)などの7人の侍の活躍が生き生きと活写されている。
千利休の娘、吟はキリシタン大名高山右近に思いを寄せていたが、右近は妻がありキリシタンの教えを破る気はなかった。吟は石田三成からの縁談をいやいや受け入れ、廻船問屋万代屋宗安に嫁いだ。豊臣秀吉が吟を見初めたことから、三成と宗安は自分たちの栄華のため、右近を陥れて吟を秀吉の側室に差し出そうとたくらんだ。