きむら いさお
1923年6月21日 生まれ
恋と教育に真摯に苦悩する女教師の姿を描く。寒村の中学の先生として赴任した文江(久我美子)の心の支えているのは高校の時の幸田先生(高倉健)。校長が生徒に暴力を振るったことに抗議をして学校を離れた文江は、幸田を追って上京。しかしそこで会ったのは、愛する人を失って憔悴した姿の幸田だった。旅館で働く教え子に卒業証書を渡した文江が故郷へ帰ると復職が叶い、子供たちの歌声が迎えてくれた。(追悼特別展「高倉健」図録より)
黒澤明の代表作にして、世界で最も知られている日本映画のひとつ。2部形式で途中にインターミッションを含む上映形式。前半は侍集めと戦の準備、後半は野武士との戦いが描かれている。野武士の襲撃に脅かされている農村で、浪人を集めることでそれに対抗する。島田勘兵衛(志村喬)率いる菊千代(三船敏郎)などの7人の侍の活躍が生き生きと活写されている。