はなぶさ つとむ
1968年11月04日 生まれ
映画監督「ハンサム★スーツ」(2008年)「東京リベンジャーズ」(2021年)「映画 おそ松さん」(2022年)「遺書、公開。」(2024年)
2016年から2023年までプチョン国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)でプログラムアドバイザーを務めていた。韓国の国際映画祭の中で最も多くの日本映画が出品されるこの映画祭で、自分の一生の中で最も多くの学園ものを見た時期だった。 正直、その前まで学園ものは筆者にとって見慣れない分野だった。まず、家庭の都合で一人海外に送られ、欧米の学校を転々としたため、学園ものの背景となるような学校に通ったことがなかった。朝から夕方まで同じ教室で授業が行われる学校でなかったのは言うまでもなく、制服を着たこともなかった。 バラエティー豊かな日本の学園もの そのせいか筆者にとって学園ものは、架空の空間...
洪相鉉
2025.1.22
ギャンブルの強さで生徒の階級が決まる名門・私立百花王学園。最狂の賭け狂い、蛇喰夢子(浜辺美波)の脅威に、生徒会は危機感を募らせていた。そこに、2年前の事件で停学処分を受け学園を追われていた視鬼神真玄(藤井流星)が現れる。視鬼神の毒牙は、早乙女芽亜里(森川葵)を家畜に陥れ、夢子や生徒会長の桃喰綺羅莉(池田エライザ)に迫っていく。 映画化第2弾。スリルとおどろおどろしさをパワーアップし、コメディーをまぶした学園もの。大げさな演技と、赤と黒を基調としたものものしさたっぷりのギャンブル会場で世界観を構築。浜辺や池田のギャンブラーぶりはクールでかっこいいのだが、それに引き換え、トリックや脅迫を駆使して...
2021.4.29
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
若林稔弥による同名の人気4コママンガを実写ドラマ化。ブラック企業から超ホワイト待遇な殺し屋に転職する奇想天外な主人公、西野カナコをのんが、無愛想ながらカナコを心配し見守る殺し屋の相棒桜井役を藤ヶ谷太輔が演じる。 「幸せカナコの殺し屋生活」は2025年2月、DMM TVで独占配信 ©DMM TV
陽東太郎の同名コミック(ガンガンコミックスJOKER)を原作に、Netflixシリーズ「極悪女王」を手がけた鈴木おさむがシナリオを担当、「東京リベンジャーズ」シリーズや「賭ケグルイ」など、群像劇に定評のある英勉監督が映画化した。 舞台となる私立灰嶺(かいれい)学園2年D組の生徒を演じるのは、本作が映画初主演となるTHE RAMPAGEの吉野北人や「恋わずらいのエリー」(24年)の宮世琉弥、「恋を知らない僕たちは」(24年)の志田彩良、IMP.メンバーの松井奏、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの髙石あかり、乃木坂46の元メンバー堀未央奈ら、注目の次世代俳優やアーティストたち。「リリイ・シュシュ...
あのダメ刑事コンビが帰ってきた! 張り込んでいるだけの〝異状なし〟(=NO ACTIVITY)のはずが予想外のトラブル連発⁉ 万年ヒラ刑事・時田(豊川悦司)と、刺激と人の不幸が大好きな相棒の椎名(中村倫也)は、重要容疑者のヤクザ組長・折原(高橋克典)を逃してしまう。時田は恋する路上ミュージシャンの冬花(白石麻衣)をなぜか巻き添えにして追跡するが、次々とトラブルを巻き起こし、ヤクザと中国系マフィアの大抗争に発展⁉ 無線係のジコチューでパワハラ気質のチーフ・美里(木村佳乃)と真面目だがキレたらヤバい部下・阿漓羅(清野菜名)は新人の四角(岡部大)と時田たちを追うが、脱線しまくりで警視庁は大混乱。 ...
和久井健の人気コミック「東京卍リベンジャーズ」を原作に、映画化された「東京リベンジャーズ」(2020年)の続編となる「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」は、「-運命-」と「-決戦-」の2部作で公開。 「-運命-」は4月21日公開 。 東卍(トーマン)崩壊の危機をもたらす、かつての親友同士の壮絶な決戦がついに始まった。交錯する過去の悲劇と分裂していく仲間との絆。タケミチは最悪の決戦=血のハロウィンを止め、愛するヒナタの命を救うことができるのか。 公開:2023年6月30日 配給:ワーナー・ブラザース映画 ©和久井健/講談社 ©2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委...
和久井健の人気コミック「東京卍リベンジャーズ」を原作に、実写映画化された「東京リベンジャーズ」(2021年)の続編となる「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」は、「-運命-」と「-決戦-」の2部作で公開。 「-決戦-」は6月30日公開 。 凶悪化した東京卍會の手により、タケミチの目の前で再びヒナタが殺された。ヒナタを救うため、再び過去に戻ったタケミチは、東卍(トーマン)結成メンバー6 人を引き裂いた、悲しい事件を知る。 ©和久井健/講談社 ©2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会
ハッタリだらけで全く仕事しないベテラン刑事時田信吾(豊川悦司)と、刺激欲しさに時田に付き従う相棒椎名遊(中村倫也)の型破りな刑事コンビが、完全に場違いな国際麻薬取引事件の捜査に派遣されてしまう。彼らに無線室から指示を出す里見美里(木村佳乃)と大平阿漓羅(清野菜名)は、ただの世間話をしていたはずがいつの間にか恐ろしい事態に発展。そしてその頃、倉庫に潜む犯罪者コンビ、諌山(岸谷五朗)と一条(岡山天音)は、誘拐の被害者であるはずの茉莉(岸井ゆきの)に翻弄(ほんろう)されていた……。三者三葉のシチュエーションに登場する変人たちが重大事件を引っかき回す、全く新しいコメディー&サスペンスドラマ。 「No...