よしだ しゅういち
1968年9月13日 生まれ
小説家原作:「愛に乱暴」(新潮文庫刊)原作:「湖の女たち」(新潮文庫刊)
「吉田修一」記事件数
昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング 新たなる帝国」(2024年4月26日全国公開)である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか? 「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力1◎ゴジラとコングの位置付け 「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25
「パレード」「悪人」「横道世之介」「怒り」など数多くの小説が映画化されてきた作家、吉田修一と、「MOTHER マザー」(2020年)、「星の子」(20年)の大森立嗣監督が、「さよなら渓谷」(13年)以来10年ぶりにタッグを組む本作。介護施設での不審死をきっかけに、人間が背負う原罪と本質をあぶり出すヒューマンミステリー。 琵琶湖近くの介護療養施設、もみじ園で100歳の老人が不審死する。殺人事件とにらんだ西湖署の若手刑事、濱中圭介(福士蒼汰)とベテランの伊佐美佑(浅野忠信)は、容疑者と見なした当直の職員・松本郁子(財前直見)への強引な追及を繰り返す。さらに、圭介は妊娠中の妻がいながら、取り調べ室...
原作は、「悪人」「さよなら渓谷」「横道世之介」「怒り」など、多くのベストセラーが映画化されてきた吉田修一の同名小説。愛のいびつな衝動と暴走を描く。監督・共同脚本は、第39回ヨコハマ映画祭森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞した初の映画長編作「おじいちゃん、死んじゃったって。」(2017年)や「さんかく窓の外側は夜」(2021年)を手掛けた森ガキ侑大。「愛がなんだ」(19年)や「波紋」(23年)、「アンダーカレント」(23年)、「あまろっく」(24年)など、出演作が続く江口のりこが主人公の初瀬桃子を演じる。共演は、桃子の夫・真守役を小泉孝太郎、真守の母・照子役に風吹ジュン、真守の不倫相手・奈央役に...