ながお かずひろ
1958年6月29日 生まれ
医学博士、医師、映画プロデューサー「痛くない死に方」(2020年)製作総指揮「夜明けまでバス停で」(2022年)製作総指揮「『桐島です』」(2025年)製作総指揮
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
2024年1月26日、連続企業爆破事件で指名手配されていた「東アジア反日武装戦線」メンバー、桐島聡容疑者が神奈川県内の病院に入院していることが判明する。男は偽名を使って生活していたが、「最期は本名で迎えたい」と名乗り出たのだった。桐島は報道の3日後に死亡し、爆発物取締罰則違反の疑いで全国指名手配されていた「韓国産業経済研究所」ビル爆破事件への関与は、被疑者死亡で不起訴処分となる。本作は、桐島が何を思い、どんな事件を起こし、そして半世紀にわたって、どんな逃亡生活を送っていたのか。その謎に満ちた軌跡を追う。 監督は、「夜明けまでバス停で」(22年)の高橋伴明。数々の映画賞を受賞した同作の脚本家・...
2020年に、路上生活者の女性がバス停で殴られ死亡した事件が着想のきっかけ。 居酒屋のアルバイトをしていた三知子(板谷由夏)は、緊急事態宣言が出ると一方的に解雇された。寮を追い出され、住み込みで働くはずだった介護施設も採用を見送り。折り合いの悪い実家にも帰れず、行き場を失って路上生活者となってしまう。行き倒れそうになったところを、公園のテントで生活するバクダン(柄本明)らに助けられた。 ©2022「夜明けまでバス停で」製作委員会