映画オリジナル企画コンテストTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM (TCP)で、2019年脚本部門の審査員特別賞を受賞した室井孝介の脚本を原案に、「空の穴」(2001年)で劇場映画デビューし、「アンテナ」(2003年)や「海炭市叙景」(2010年)、「夏の終り」(2013年)などの代表作があり、2023年2月に「#マンホール」が公開された熊切和嘉監督がメガホンをとった。主人公、陽子を演じるのは、「バベル」(2006年)で米アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、その後も「パシフィック・リム」シリーズなど、海外作品に数多く出演している菊地凛子。熊切監督とは「空の穴」以来、約20年ぶりのタッグとなる。
かつて夢への挑戦を反対され、20年以上断絶していた父が突然亡くなった。引きこもり孤立をしていた42歳独身の陽子(菊地凛子)は、従兄の茂(竹原ピストル)とその家族に連れられ、渋々ながら車で故郷の青森県弘前へ向かう。ところが、途中のサービスエリアで子どもに気を取られた茂一家に置き去りにされてしまう。陽子は、弘前に向かうべきか迷いながらも所持金がないためヒッチハイクを決断。弘前へ向かう一夜の旅で、毒舌のシングルマザー(黒沢あすか)、人懐こい女の子(見上愛)、怪しいライター(浜野謙太)、心暖かい夫婦(吉澤健、風吹ジュン)、そして若き日の父の幻(オダギリジョー)に出会い、陽子の止まっていた心が大きく揺れ動いてゆく。
©2023「658km、陽子の旅」製作委員会
公開日: 2023年07月27日
658km、陽子の旅
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2022年 /日本 /113分 /G
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公式サイト: https://culture-pub.jp/yokotabi.movie/
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