なかごし のりこ
1979年12月30日 生まれ
「ゴンドラの唄」「カチューシャの唄」「東京行進曲」「東京音頭」シャボン玉」「てるてる坊主」…、今も歌い継がれ、童謡、歌謡曲、音頭、民謡まで幅広いジャンルの約2000曲を残した作曲家・中山晋平(1887~1952)の生涯を彼の音楽ととともに綴っていく音楽映画。メガホンを取ったのは、「ハチ公物語」(87年)、「遠き落日」(92年)、「ひめゆりの塔」(95年)などで知られる神山征二郎。脚本は「クライマーズ・ハイ」(08年)や「孤高のメス」(10年)、「凪待ち」(19年)、「碁盤斬り」(24年)の加藤正人が手掛けた。 中山晋平役は、映画初出演・初主演となる歌舞伎俳優・中村橋之助。晋平の18歳から亡く...
宮松は端役専門のエキストラ俳優。来る日も来る日も、名もなき登場人物を生真面目に演じ、斬られ、射られ、撃たれ、画面の端に消えていく。真面目に殺され続ける宮松の生活は、派手さはないけれども慎ましく静かな日々。そんな宮松だが、実は彼には過去の記憶がなかった。 ある日、宮松の元へある男が訪ねてくる……。 ©2022「宮松と山下」製作委員会