くろだ だいすけ
1977年12月08日 生まれ
1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の知られざる物語を描く半自伝ドラマ。 企画・脚本・プロデュースに鈴木おさむ、監督は白石和彌。 80年代、男女の不平等や女性蔑視が問題視されずに当たり前だった時代の日本。 そんな時代と格闘し、日本中を熱狂させ空前のブームを巻き起こしたのは女子プロレスだった。 正統派プロレスラーとしての成功にあこがれながらもクビ寸前だったダンプ松本(ゆりやんレトリィバァ)が悪役に転身し、クラッシュギャルズとして日本中のスターへかけ上がる長与千種(唐田えりか)、ライオネス飛鳥(剛力彩芽)ら仲間たちとの友情と戦い、さまざまな代償を抱えながら日本史...
原作は、2017年に浅野いにおが小学館「ビッグコミックスペリオール」に連載した同名漫画。等身大の若者の葛藤を描いてきた作者が、ミドルエイジ男性の孤独な空虚感と、漫画を描きつづけることは誰かを傷つける所業なのかという漫画家の〝業〟に挑んだ作品。原作に竹中直人がほれ込み映画化を熱望、14年ぶりの単独監督作として実現させた。 元人気漫画家・深澤薫(斎藤工)は、8年間の連載が終了し、自堕落で空虚な日々を送っていた。読者からの酷評や売れ線を狙う担当編集者との食い違いで、予定していた新連載は延期になってしまう。単発仕事にもやる気が出ず、アシスタントからはパワハラを指摘され、多忙を極める敏腕漫画編集者の妻...
宮松は端役専門のエキストラ俳優。来る日も来る日も、名もなき登場人物を生真面目に演じ、斬られ、射られ、撃たれ、画面の端に消えていく。真面目に殺され続ける宮松の生活は、派手さはないけれども慎ましく静かな日々。そんな宮松だが、実は彼には過去の記憶がなかった。 ある日、宮松の元へある男が訪ねてくる……。 ©2022「宮松と山下」製作委員会
東日本大震災から10年目、宮城県で福祉関係職員が餓死させられる事件が発生する。身動きを取れなくして監禁、放置されたのだ。刑事笘篠(阿部寛)は、事件直前に刑務所から出た利根(佐藤健)を追う。施設で育った利根は、震災の避難所で出会った少女カンちゃん(石井心咲)、一人暮らしのけい(倍賞美津子)と家族同然の暮らしをしていたが、けいが生活保護を受けられなかったことに怒って事務所に放火していた。笘篠は怨恨(えんこん)の線で捜査を始め、被害者の部下幹子(清原果耶)から生活保護行政の話を聞き、現場に同行する。 © 2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会