すわ たろう
1954年8月08日 生まれ
生まれも育ちも「亀戸」の滝本隆二郎、通称りゅうちゃん(渡辺隆二郎)は、50歳を目前に鳴かず飛ばずの売れない中年役者の役者バカ。だけど、どんな役でも一生懸命で、人情に厚い人柄は地元住民にとても愛されている。ある日、中華料理店「徐楽」の大将(諏訪太朗)に、親戚の徐リン、通称リンちゃん(松田有咲)の迎えを頼まれる。彼女が光を感じる程度の弱視だと知ったりゅうちゃんが何かと気をかけ手助けをしているうちに、次第に距離が縮まっていく2人。「花火を見てみたい」というリンちゃんの願いを叶えるため、りゅうちゃんは一世一代の大芝居を決意する。 主演は、自身も亀戸生まれ亀戸育ちの渡辺隆二郎。リーゼントがトレードマー...
「東京の恋⼈」(2019年)で、役者と監督としてタッグを組んだ森岡⿓と下社敦郎が、プロデューサーと監督として再びタッグを組んだ本作。 リーゼントでキメた私⽴探偵の古⾕栄⼀(藤江琢磨)の元に、元カノの今⽇⼦(⽔上京⾹)が現れた。今⽇⼦は、急逝した⽗親の遺品から出てきた古いフィルムに映る、若かりし⽗親の隣で微笑む⾒知らぬ⼥性を探したいという。フィルムを⼿がかりに、2人は三浦、城ヶ島を訪れる。 ©️「LONESOME VACATION」製作委員会
〝Vシネマの帝王〟の異名を持つ小沢仁志の還暦記念として製作された本作。小沢仁志によるオリジナル脚本(製作総指揮・脚本はOZAWA名義)。主演のほか、製作総指揮として映画の企画段階から撮影のコーディネートまでこなした。出演は、坂ノ上茜、勝矢、三元雅芸、 壇蜜、加藤雅也、かたせ梨乃、リリー・フランキー、山口祥行、本宮泰風、波岡一喜、TAK∴、小沢和義、中野英雄ほかの実力派の面々が小沢の還暦に華を添える。 監督・アクション監督は、アクション監督を務めた『ベイビーわるきゅーれ』がロングランヒットとなっている園村健介。 「犯罪都市」の異名を持つ開港市に縄張りをもつ桜田組の組長が死体で発見された。韓国マ...
監督は、俳優・写真家としても活動する櫻井圭佑。コロナ禍の2021年、⼩橋川建と本作を企画し、撮影当時、ほぼ全員が20代のスタッフで⼀気に作り上げた。主⼈公の真司役に「花と⾬」の⼩橋川建、不思議な⻘年・理⼈役に「無頼」の髙橋雄祐、ほかにも、「岬の兄弟」の松浦祐也、「朝が来る」の中島ひろ⼦、「シン・ゴジラ」の諏訪太朗など、実⼒派俳優が脇を固める。 裏稼業で生計を立てている真司(小橋川建)は、巷では狂犬と呼ばれている。過去に大切な舎弟分を亡くしたことが原因で人に興味を持つことを避けてきたが、不思議な青年・理人(髙橋雄祐)と出会い、過ごすうち、次第に穏やかな日々を取り戻していく。しかし、過去の過ちが...
とある街の喫茶店を事務所代わりにしてしがない探偵業を営む連城新次郎は、ギャンブル好きで酒癖の悪い中年男。ある日、闇の賭博場でトラブルを起こした新次郎は、顔なじみのヤクザである笠原組幹部の恭一から面倒な仕事を押しつけられる。それは笠原組が敵対する中国系マフィア、バレットの関与が疑われる放火事件の調査だった。時同じくして新次郎は、フィリピン人の両親を強制送還させられた過去を持つミチコから、謎の失踪を遂げた親友のクルド人女性の捜索を依頼される。やがて恭一が何者かによってボウガンを撃たれる事件が発生し、笠原組とバレットの対立が激化。消えたクルド人女性は依然として行方知れずで、図らずも二大組織の抗争に巻...
宮松は端役専門のエキストラ俳優。来る日も来る日も、名もなき登場人物を生真面目に演じ、斬られ、射られ、撃たれ、画面の端に消えていく。真面目に殺され続ける宮松の生活は、派手さはないけれども慎ましく静かな日々。そんな宮松だが、実は彼には過去の記憶がなかった。 ある日、宮松の元へある男が訪ねてくる……。 ©2022「宮松と山下」製作委員会
商社に入社した秋子(久野真紀子)だったが、社内では元力士の警備員・富士丸(松重豊)による惨劇がひそかに始まろうとしていた。 ©株式会社 ディ・モールト ベネ