Sandra Huller
1978年4月29日 生まれ
俳優「ゾーン・オブ・インタレスト」「アナトミー・オブ・ア・フォール」「ありがとう、トニ・エルドマン」
「ザンドラ・ヒュラー」記事件数
ドイツ人のベストセラー作家サンドラ(ザンドラ・ヒュラー)は、視覚に障害のある11歳の息子ダニエル(ミロ・マシャド・グラネール)、愛犬スヌープ、そして教師を務めながら作家を目指す夫(サミュエル・タイス)と共に、彼の生まれ故郷フランスの人里離れた雪山にぽつんと建つ山荘で暮らしています。ある日、夫が山荘の窓から転落して亡くなり、サンドラが殺人容疑で検察に起訴されます。無実を訴えますが、夫のUSBメモリーからは死の前日に夫婦が激しく争う音声が見つかり、彼女は窮地に立たされます。 当然のことですが、検察は彼女が夫を殺したと思っています。それだけでなく、弁護を引き受けたサンドラの古い友人ヴァンサン(スワ...
英月
2024.4.02
アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞、音響賞の5部門にノミネート。昨年5月のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したほか、英国アカデミー賞英国作品、非英語作品賞、ロサンゼルス映画批評家協会作品賞、トロント映画批評家協会作品賞など各国で高い評価を受けている。アウシュビッツ強制収容所と壁を隔てた邸宅に住む収容所所長 ルドルフ・フランツ・フェルディナント・ヘス 一家の平和な日常生活を描いた。イギリスの作家マーティン・エイミスの小説が原作で「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」のジョナサン・グレイザーが脚本、監督した。 収容所の隣に住む所長一家の穏やかな日常 映画は、真っ黒...
鈴木隆
2024.3.09
昨年のカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いたフランス映画だ。全米賞レースでも高評価を得て、アカデミー賞では5部門の候補に。仏グルノーブルの雪山での不審死事件をめぐるミステリー劇なのだが、全編に濃密なスリルがみなぎり、2時間32分の長尺もまったく苦にならない。 自宅の山荘近くの雪原で血を流して倒れていた中年男サミュエルを発見したのは、視覚障害を持つ11歳の息子ダニエル(ミロ・マシャド・グラネール)。警察の捜査の結果、ベストセラー作家で妻のサンドラ(ザンドラ・ヒュラー)が殺人罪で起訴される。 ここから真相究明の舞台は法廷に移るが、そこでの具体的かつ生々しいやりとりから目が離せない。検事は被害者...
2024.3.01
昨秋公開された山崎貴監督による「ゴジラ-1.0」の興奮冷めやらぬこの春、アメリカから同作を超えんばかりのモンスター映画がやってきた。ゴジラ70周年×「モンスター・ヴァース」シリーズ10周年作品「ゴジラxコング 新たなる帝国」(2024年4月26日全国公開)である。すでに公開国では驚異的大ヒットを記録している。その魅力はいかなるものか? 「ひとシネマ」編集部の目でご案内しよう。 ◎魅力1◎ゴジラとコングの位置付け 「モンスター・ヴァース」でのゴジラ像は日本版ゴジラ像とは異なる。どこか宗教的なたたずまいを漂わす日本版に対して、「モンスター・ヴァース」版は、比類なき物理的パワーが...
ひとシネマ編集部
PR東宝
2024.4.25
雪の中の山荘で、作家サンドラの夫が転落死する。目撃者はおらず、自殺か他殺かの決め手に欠け、サンドラは容疑者として裁判にかけられた。裁判の過程でサンドラと夫の間の確執が明らかになり、死の前日の激しい言い争いも暴露される。裁判は大詰めを迎え、サンドラの視覚障害を持つ息子が証人として出廷する。 第76回カンヌ国際映画祭パルムドール。第96回アカデミー賞では、脚本賞を受賞した。 ©2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne‐Rhône‐Alpes Cinéma
アウシュビッツ収容所長のルドルフ・ヘスとその妻ヘドウィグは、収容所の隣に建つ自宅で夢に見た理想の生活と庭をつくろうと奮闘する。隣の収容所からは悲鳴や銃声が絶え間なく聞こえるが、夫婦の関心は、屋敷に住み続けるためにいかに転任の辞令を撤回させるかだ。 第76回カンヌ国際映画祭グランプリ。第96回アカデミー賞で国際長編映画賞と音響賞を受賞。 © Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights...