「本日公休」

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2024.12.28

職業倫理思い出した「本日公休」:総まくり2024年

2024年もたくさんの映画が、私たち映画ファンを楽しませてくれました。ひとシネマライターが、映画、動画配信サービスの作品から今年の10本、そして2025年の期待作を選びました。年末年始、鑑賞のおともに、どうぞ!

筆者:

宮脇祐介

宮脇祐介

「関心領域」
「パスト ライブス/再会」
「悪は存在しない」
「お母さんが一緒」
「ブルーピリオド」
「ラストマイル」
「本日公休」
「アイミタガイ」
「シビル・ウォー アメリカ最後の日」
「侍タイムスリッパー」
 

圏外「ディア・ファミリー」に泣いた

「ラストマイル」「ブルーピリオド」はブロックバスターかつ良質。A24の「パスト ライブス」「シビル・ウォー」は安定の品質。「関心領域」は川泳ぎで肌が焼けるシーンがなんかリアルだったなあ。「悪は存在しない」は巨匠感を感じさせた。「お母さんが一緒」「アイミタガイ」はもっと注目を浴びてほしかった。「侍タイムスリッパー」は傑作かつよくヒットした、おめでとう。最も良かったのが「本日公休」、忘れていた職業倫理を思い出させてくれた。担当した「ディア・ファミリー」は泣いたなあ。でも、ひいき目があるかもしれないので圏外。
 
2025年は瀬々敬久監督、林民生脚本で3月20日公開の「少年と犬」を担当する。「糸」「ラーゲリより愛を込めて」の両輪が再結集。高橋文哉、西野七瀬のフレッシュな2人が主演。2000キロを5年かけて大好きな少年に会うために日本を横断する犬と、そこで出会う人々の物語。

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