1969年の若松プロダクションを舞台に、映画を夢見て駆け抜けた若者たちを描いた前作「⽌められるか、俺たちを」(2018年)から10年後となる1980年代を描く。ビデオが普及し始め、映画館から人々の足が遠のき始めた時代。それと逆行するように、若松孝⼆は名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を作る。シネマスコーレとは、ラテン語で「映画の学校」。支配人に抜擢されたのは、名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治だった。木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで危機を乗り越えていく。そして、そこに吸い寄せられる映画を諦めきれない面々。彼らは木全が度々口にする言葉に救われる。今がダメでも次がある「これから、これから」。
監督・脚本は、前作で脚本を担当した井上淳一。思いっきり笑えて泣ける⻘春映画を作り上げた。若松孝⼆を演じるのは、前作に引き続き井浦新。⽊全純治役は東出昌⼤。⾦本法⼦役には芋⽣悠、井上淳⼀役を杉⽥雷麟が演じる。ほかにも、コムアイ、有森也実、⽥中要次、⽥⼝トモロヲ、⾨脇⻨、⽥中麗奈、⽵中直⼈など豪華キャストが集結し、〝あの時代〟の空気を体現した。
©︎若松プロダクション
公開日: 2024年03月14日
青春ジャック 止められるか、俺たちを2
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2023年 /日本 /119分 /G
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公式サイト: http://www.wakamatsukoji.org/seishunjack/
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