あさか こうだい
1992年8月23日 生まれ
日本近代史上最大の内乱である戊辰戦争の激戦地となった北陸では、長岡城奪還や新潟湊での地上戦など、旧幕府軍が巻き返しつつあった。だがその戦況を一変させ、新政府軍に勝利をもたらしたのは新発田藩による歴史的な寝返りだった。彼らはなぜ背信の道を選んだのか。どのようにして、激戦を生き延びたのか。「日本侠客伝」(1964年)や「仁義なき戦い」(73年)を手掛けた名脚本家・笠原和夫が、史実に着想を得て書き遺した幻の物語が60年以上の時を経て遂に映画化された。 監督は、「凶悪」(13年)や「孤狼の血」シリーズ、「碁盤斬り」(24年)などを手掛けた白石和彌。「孤狼の血」シリーズのスタッフが集結し、笠原和夫が遺...
原作は、キングオブコント2020年で優勝したコント師ジャルジャルの福徳秀介が、2020年に小説家デビューを果たした恋愛小説「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」。「勝手にふるえてろ」(2017年)や「私をくいとめて」(20年)、ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK)など、数々の話題作を手がけている大九明子がメガホンをとった。主人公の冴えない大学生・小西徹を演じるのは、「美しい彼」シリーズの萩原利久。ヒロイン・桜田花をドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS)で一躍大ブレイクを果たした河合優実が演じる。撮影は、原作者・福徳の出身校である関西大学が全面協力。原作...
男女交際禁止の校則が制定された超エリート高校を舞台に、恋愛が禁じられた世界で傷つき、もがきあらがう生徒たちの様子を映し出す。 生徒同士のリーク合戦、理不尽な校則を押し付ける学校側との前代未聞(みもん)のバトルロワイヤルが始まる――! Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」は世界独占配信中 Netflix
シェアハウスを経営する老夫婦と住人たちのと関わりを描く劇団青年座の舞台「シェアの法則」(作:岩瀬顕子)を映画化。主演は名脇役として舞台・テレビ・映画に引っ張りだこの小野武彦。芸歴57年にして映画初主演となる。舞台版に引き続き岩瀬が脚本を担当し、「うちの執事が言うことには」(2019年)の久万真路監督がメガホンをとった。 東京にある、古い一軒家を改装して作られたシェアハウス。そこに住むのは、年齢も職業も国籍も異なる個性的な面々だ。大家の春山喜代子は食事会を開いたり、住人たちの相談に乗るなど、まるで、母親のような存在だったが、ある日、怪我で入院することになる。そのためしばらくの間、夫の秀夫が妻の...
監督とオリジナル脚本は、「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)をはじめ、行定勲監督と数々の作品を作り出してきた伊藤ちひろ。「サイド バイ サイド」=隣同士で/一緒に、という題名の物語は、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づき、美術・装飾スタッフ出身の伊藤監督の感性が光る詩的な映像世界を生み出した。企画・プロデュースを行定勲監督が務めた。 未山(坂口健太郎)は、そこに存在しない〝誰かの想い〟が見え、身体の不調に悩む人や、トラウマを 抱えた人を癒やすことができる不思議な力を持っている。彼は、恋人で看護師の詩織(市川実日子)と、その娘・美々(磯村アメリ)と静かに暮らしてい...
ドラマ化された、豊田悠のマンガ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の映画版。30歳まで童貞で、触った人の心が読める魔法を手に入れた会社員、安達(赤楚衛二)は、恋人で同期のエリート社員、黒沢(町田啓太)と順調に愛を育んでいた。ところが安達に、長崎への転勤話が持ち上がる。互いを思うがゆえに、2人の間にすれ違いが生じていく。