すぎもと てった
1965年7月20日 生まれ
「僕の初恋をキミに捧ぐ」は、これまでにも「僕は妹に恋をする」「カノジョは嘘を愛しすぎてる」などが実写映画化されてきた青木琴美の甘酸っぱい少女漫画が原作で、その原作は「僕は妹に恋をする」のプレストーリーとして、2005 年 17 号から08 年 15 号まで「少女コミック(小学館)」にて連載された。監督は「僕たちがやりました」「日曜の夜ぐらいは…」などのドラマ演出をはじめ、劇場映画の「潔(きよ)く柔(やわ)く 」「なのに、千輝くんが甘すぎる」など幅広い作品を手掛けてきた新城毅彦が務めている。 憧れていた高校生活を見るのもY2K作品の醍醐味 この作品の公開年は 2009 年、当時私は 5...
清水望乃華
2024.8.13
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
極道の孫娘であることを隠して平凡な恋と青春を心に誓うヒロインが、彼女の〝番犬〟としてボディーガード役を務める若頭の溺愛ぶりに振り回されながら、恋に青春に奮闘していくロマンティックコメディ。原作は、はつはるによる累計発行部数が336万部(2024年12月2日時点)を超える同名の大人気コミックス(講談社「別冊フレンド」KC)。メガホンをとったのは、「恋は光」(2022年)で第44回ヨコハマ映画祭の作品賞・監督賞の2冠に輝いた小林啓一。「ハケンアニメ!」(22年)やドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」の政池洋佑が脚本を務める。主人公の女子高生・瀬名垣一咲(せながき・いさく)を演じるの...
沖縄出⾝のバンドHYの叶わぬ恋を歌った名曲「366⽇」からインスパイアされた本作。メガホンをとったのは、「ただ、君を愛してる」(2006年)や「四⽉は君の嘘」(16年)、「なのに、千輝くんが⽢すぎる」(23年)など、数多くのラブストーリーを手がけてきた新城毅彦監督。沖縄と東京を舞台に、20年の時を越える切ない物語を紡いだ。 主⼈公の真喜屋湊(まきや・みなと)を演じるのは、ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに」の主演や「もしも徳川家康が総理⼤⾂になったら」「六⼈の嘘つきな⼤学⽣」(ともに24年)など出演作が続く赤楚衛二。ヒロインの⽟城美海(たましろ・みう)をドラマや映画、舞台などで幅広く活躍し...
ドラマ放映開始から38年。劇場版前作から8年。昭和・平成・令和、3つの時代を超えた最強のバディムービー。前作「さらば あぶない刑事」(2016年)で刑事を卒業し、ニュージーランドで探偵事務所を開設したタカ&ユージが横浜に帰ってくる。横浜での依頼人1号としてやってきたのは、タカ&ユージどちらかの娘?! ©️2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
単行本累計発行部数5000万部を超える大人気コミック「シティーハンター」が初の実写映画化。東京・新宿を拠点に裏社会でのさまざまなトラブル処理を請け負う超一流のスイーパー(始末屋)の冴羽獠。無類の美女好きですぐタガが外れてしまうが、いざ依頼を受ければ、並外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で、仕事を遂行する。主人公の冴羽獠を鈴木亮平、ヒロイン槇村香役を森田望智が演じる。 © 2024 Netflix, Inc.
恋愛に奥手なウェディングプランナーの輪花(土屋太鳳)は、同僚の勧めでマッチングアプリに登録する。マッチングした吐夢(佐久間大介)と待ち合わせると、現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男だった。さらに、輪花のスマホの通知が鳴り止まなくなる。「次いつ会えますか?」…。恐怖を感じた輪花は、マッチングアプリ運営会社のプログラマー影山(金子ノブアキ)に助けを求める。同じ頃、〝アプリ婚〟した夫婦が惨殺される事件が連続して発生。輪花を取り巻く人たちの〝本当の顔〟が次々に明かされ、事件の魔の手が輪花に迫る。 ©2024『マッチング』製作委員会
「パラサイト半地下の家族」(2019年)のイ・ソンギュンが主演し、韓国で5週連続No.1となる観客動員345万人の大ヒットを記録した韓国映画「最後まで行く」(2014年)。ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンスは、第67回カンヌ国際映画祭の監督週間招待作品に選出された。さらに、中国、フランス、フィリピンでもリメークされ、フランス版リメークの「レストレス」は2023年2月のNetflixグローバル映画ランキング1位に。そして、日本版リメークとなる本作。監督は、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した「新聞記者」(2019年)や、興行収入30億を記録した「...
2022年6月に他界した河村光庸プロデューサーの最後の作品。監督・脚本は、「新聞記者」(2019年)で、日本アカデミー賞最優秀賞3部門含む6冠など多くの映画賞を受賞した藤井道人。継承される負の遺産。学力格差から経済格差へとつながる貧困、強者が弱者を搾取する社会構造の歪みを浮き彫りにしたヒューマンサスペンス。閉鎖的な村社会を舞台に、能の演目「邯鄲(かんたん)」をメタファーとして、この世に生まれ、次の世代へと受け継がれていくものの物語を描いた。 運命に抗う主人公・片山優を演じたのは「流浪の月」(2022年)の横浜流星。藤井監督とは6回目のタッグとなる。優に生きる意味を与え、彼と共に自分の人生を取...
監督・脚本は「グッモーエビアン!」、「九月の恋と出会うまで」の山本透。22人の若手俳優からなるプロデューサーチーム「UNCHAIN10+1」(アンチェインイレブン・アシスタント)と共に、企画から資金集め、制作に至る自主映画としてスタートした。出演は、桜庭ななみや手塚理美、杉本哲太、仙道敦子、北村有起哉など、本作の趣意に賛同した俳優陣が集結した。 交通事故で交際相手を亡くした元バンドマンの女性、自然災害で家族を亡くした親子、娘の結婚式への出席を望む末期がんの女性など、命と向き合う複数の物語を通し、人々が支え合うことの尊さを描く。 公開:2023年3月10日(3月3日宮城県先行公開) 配給:At...
原作は、累計発行部数60万部を超える池井戸潤による同名小説だが、本作は映画独自のキャラクターが登場し、小説ともドラマとも展開が異なるオリジナルストーリー。「空飛ぶタイヤ」の本木克英監督をはじめ、メーンスタッフが再集結。主演に阿部サダヲを迎え、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介と豪華キャスト陣が顔を揃える。 ©2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
倒産したベアリング工場の息子アキラと、郵船会社の息子あきらが同じメガバンクで同期となる。人を助けるために銀行員になったアキラと、出世コースを進むあきらは反発しあう。あきらは経営危機に陥った一族の会社を立て直すために銀行を辞め、アキラは会社再建と従業員救済のため、出世コースを蹴って担当となった。池井戸潤の小説の映画化。 ©2022「アキラとあきら」製作委員会
8歳の頃に自分の余命を知ってしまった垣野内逞が、自身の担当医の娘・種田繭と恋に落ち、〝大人になったら結婚しよう〟とかなう見込みのない約束をしてしまう。四つ葉のクローバーの神様に祈った願い事と二人の純愛、その結末は……? ©2009「僕の初恋をキミに捧ぐ」製作委員会 ©2005青木琴美/小学館 定額制配信サービスにて配信中